3/17/2010

オートミール

今日、3月17日のニューヨークは毎年緑一色です。セント・パトリック・デーというアイルランドのお祭りで、昼前から夕方までパレードが続きます。このパレードの発祥は約250年近く前にアイルランド人の兵士達がニューヨークをパレードしたことから始ったので、本国アイルランド発祥ではなく、ニューヨーク発祥のアイルランドのお祭りということになるそうです。今日の午後のマンハッタンは18度と暖かく、パレードには最高のお天気でした。私はパレードには行かなかったけど、トレジョには行ってきましたよ。店内もセント・パトリックを祝う雰囲気一杯で、アイルランドにちなんだ商品が沢山ピックアップされていました。そんな中で私のお気に入り商品をご紹介します。





オートミールです。(この商品はトレジョ・ブランドではありませんがトレジョで販売されています。)日本ではあまり馴染みのない食べ物ですね。私が初めてオートミールという言葉に出会ったのは当時大人気だった少女漫画キャンディ・キャンディでした。聞き慣れない言葉だったオートミールというものがどんな物なのか、今ならばネットで簡単に検索するところですが、当時はまだそんな物ありませんから、せいぜい小学生にできたのは辞書で調べる事くらい。それも使ったったのは国語辞典。確かその時オートミールというのはおかゆのような物ということしか認識出来なかったと思います。そして初めてオートミールというものを手にしたのがその数年後。料理本にあったオートミールクッキーを焼くためにデパートの食品売り場で調達して使用しましたが、一箱売りなのでクッキー材料としてだけでは使い切れずに残ったので、箱に書かれている食べ方通りに調理して作ってみました。アメリカでももっともポピュラーな食べ方で、お湯で炊いて、お砂糖と牛乳とシナモンを加える食べ方でしたが、一口食べて作った責任を放棄しました!!穀物臭さにシナモンと牛乳の香りが混ざってもうサイアク!!あれ以来、一生オートミールなんて食べないと心に誓ったはずでした。ところが、そんなオートミールも日本風に味着けるとなんとも美味しい健康食品になるじゃありませんかっ!




今程日本の食品が売られていなかった頃から生活していた夫がアメリカの食材で日本の味を出そうと考案したオートミールのおかゆ。オートミールを炊く時にちょこっと市販の顆粒だしを加えるだけで、白米よりも味わいの深いおかゆが出来上がります。我が家では電子レンジ、鍋でも試してみましたが、最も簡単なのが、炊飯器を使用した炊き方です。水4に対してオートミール1の割合で炊飯器にそのまま投入して顆粒だしを1合に対して小さじ1〜2程度混ぜて白米炊飯と同様に炊きます。(ただし、5号炊きのお釜で2合以上炊くと水が沸騰してブクブクした時に白米よりも粘りがあるので炊飯器の内蓋がととも汚れて面倒なになるので2合以上はお勧めしません。)顆粒だしはお好みで鰹、鶏、コンソメ、しいたけなどなんでもオッケーです。我が家の定番はやはり和風の極みといえるカツオだし。梅肉を添えて頂きます。また、炊きあがり時に溶き卵と軽くお醤油を混ぜて一分程再度炊飯すると卵粥もできちゃいます。steel cutという押し麦を細かく砕いたスタイルなので、炊きあがりの食感にブチブチとした物が残って心地イイんです♪個人的にパッケージに書かれているメイプルシロップや牛乳、クリーム、砂糖などを混ぜる食べ方はお勧めできませんが、和風作戦はお勧めです!食物繊維も豊富で栄養価が高く、コレステロールも取り除く効果が有るそうなので、良い健康食品だと思います。

日本で買えるオートミール



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