このバナナ、全米のトレジョで去年一年間で最も売れた商品なんだそうです。
一本たったの19セント!この価格が日本で高いと見るか、安いと見るのかはちょっと分かりませんが、ニューヨークでは破格の値段なんです。ニューヨークには歩道の屋台で野菜やフルーツ、お土産、デザートなどが販売されています。これらはストリート・ベンダーと呼ばれ、彼らは朝早くから夜遅くまで、街中の至る所で店を構え、比較的安価な商品を販売しています。これらストリート・ベンダーの中でも、その場で調理、販売している食品ベンダーばかりを集めたコンテストもあります。このコンテストに優勝すれば翌日から大行列ができるお店になる訳ですが、優勝店でなくても行列のできるお店は幾つもありますので、街歩きで人が群がっているベンダーがあったら、その店は高確率で美味しいはず。もちろん、私達日本人の口にも合いますよ!
私が初めて体験したストリート・ベンダーは早朝からお昼前くらいまでで営業時間のベーグル屋さん。ニューヨークの風物詩と言えるこのベンダーはど個で買っても殆ど同じ物を売ってます。仕入れ先が同じなんでしょうね。でも値段は場所によって若干の違いがあると聞いたことがあります。このベーグル屋は学生時代に良くお世話になりました。たった$1で1cm程度の厚さのクリームチーズを挟んだベーグルが買えちゃうんですよ!(最近日本で売ってるベーグルって高くてビックリしました^^;)コーヒーとあわせてもたったの$2。
もう何年も朝から出かけることってないので、最近はお世話になっていませんが、ニューヨークではベーグル税というのがあり、昨年夏頃に当局が急に収税強化に乗り出し、数年分の未収税を取り立てられた店もでたころから話題になったし、最近の不景気であらゆる物の値段がどんどんと上がっているので、今はもう$1では買えないのかな・・・(住んでるのに知らなくてすみません)
で、ながくなってしまったけど、バナナの話へもどりましょう(^^
このバナナもベンダーで買うのが一番安かったと思っていたのはトレジョがバナナをこの値段で売る前の話。それまでではベンダーのバナナは5、6年程前までは4本で$1が定番。傷んで来て黒ずんでくると5本で$1になっていた。しかし、最近では3本$1の所もあるらしい。それでも、バナナってお手軽な食材なのでフルーツ・ベンダーでも人気商品なんだとか。まぁ、バナナだけ欲しいのに、いくら安くてもあの長いレジ待ちの列に並ぶより、$1出すだけですぐに買えるベンダーを選ぶ人も多いと思う。それゆえか、違うのかは不明だけど、14丁目店の入り口から目視出来る範囲にフルーツ・ベンダーは4件程見えますね。
この19セントバナナ、店頭にある時は緑色の時が多いです。買ってから黄色くなって食べごろになるまでまっていると結構時間がかかります。バナナは房で保存するりも、一本一本に分けて,皮を空気に触れないようにしておくと長く保存出来るのですが、はやく黄色になって欲しいときはわざと房のまま転がしておくのですが、それでもなかなか黄色くならないし、黒くもならず、業を煮やした夫が食した所、実は確りして甘く、その味はすっかり熟した美味しいものだったそうです。でも見た目は青いままなので、皮を剥き始める時の最初の一折りが困難。でも黄色い状態と味は変わらない(または、少しだけ甘みは薄い)ので、放置してしまって黒々となった悲惨な状態にを見ずして完食出来るので便利です。
我が家では、朝食やブランチで自家製のカスピ海ヨーグルトとバナナを敢えて食べるのが定番です。
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1/23/2011
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