日本のスタンダードではなく、アメリカンスタンダード式で、生のリンゴをパイ生地に詰めて焼く方法で作りました。
これまでは、日本スタンダードである予め鍋で加熱したリンゴをパイ生地に詰めて、層になるパイ生地を使用する方法で何度も作っていましたが、アメリカンスタンダードで作るのは初めてでした。
使用したリンゴはトレジョのオーガニックPink Lady Apples。
2lb(約908g)入り$2.49。
トレジョだけでなく、ニューヨークのスーパーマーケットやデリ、ストリートベンダー(路上販売屋台)では一年中いろいろな種類のリンゴが販売されているので、正直なところ、あまり旬を感じることはありません。
日本で一般的に見るリンゴよりもニューヨークでみるリンゴはどれも比較的小さめな印象ですが、このPink Ladyもかなり小振りなので、2blしか入っていませんが、9個も入っていました。
どのリンゴも、およその直径は6〜7cmと小さめ。味は、ちょっと酸味が強く、糖度は低めな感じでしたが、リンゴらしいあのパリっとした食感はとてもしっかりとしたリンゴです。
さて、それでは、私が参考にしたPie Crustsのパッケージに書かれていたアップルパイのレシピをご紹介します。
Trader Joe's Gourmet Apple Pie
材料:24cmパイ皿台 1枚
Pie Crust 1箱(二枚入り)
Granny Smith Apple(皮を剥いてスライス)1360g
砂糖(アメリカの標準はグラニュー糖) 1カップ
小麦粉 大さじ3
シナモンパウダー 小さじ1
クローブパウダー 小さじ1/4
塩 小さじ 1/4
バター 大さじ2
牛乳 大さじ2
作り方:
1 一枚のパイシートをパイ皿の内側に沿って敷き、底になる部分にフォークで穴を空けておく。
2 スライスたリンゴに砂糖、小麦粉、シナモン、クローブ、塩を良くなじませる。*砂糖は分量の1カップの中から 大さじ2だけ使わずに取置く。
3 リンゴをパイ皿に移し、その上から幾つかの塊に分けたバターを適当な間隔で数カ所に置く。
4 残ったパイ生地を上からかぶせ、パイ皿の縁からはみ出ていた生地で上の生地の縁を包み込むように閉じる。
5 ナイフでパイの表面に5、6カ所の切り込みを入れて空気の逃げ穴を作る。
6 牛乳を生地の上にまんべんなく塗り、その上に取置いてある砂糖をまぶす。
焼き方:
約220度(450°F)に温めたオーブンの一番下の段に入れて15分加熱。(アメリカのオーブンは下からガス火が出ます)
その後、一旦パイを出して、パイの縁にアルミ箔でカバーし、180度(350°F)に温度を下げ、表面がこんがりとした焼き色が着くまで約1時間焼けば完成です。
っと、こんなレシピが書かれていますが、実は今回パイ皿があると思っていたのに、見つからなかったので、代用品として直径の大きさが同じというだけですが、スポンジ用の型を使っちゃいました!焼き上がり後に取り出すための枠を緩める機能が着いているヤツです。お菓子作りってお料理と違って、ちょっとした分量や手順の違いがあってもできない物が多いので,器具や材料の代用や分量違いは慣れないと大変な結果になることもあるので、初めてのレシピでいきなりこれは荒技すぎかとも思いましたが、経験上で「多分大丈夫」と判断して続行!!
この型は直径が24cmで深さが7cm近くあるので、パイ生地の直径サイズでは足らないので、仕方なく下生地だけかなり薄くのばしてなんとかリンゴをくるめる様にしました。買い置きがあると思っていたお砂糖も規定分量の半分くらいしかなかったので、ハチミツを代用。実は調味材料にあるクローブパウダーですが、私はあまりお菓子に入るクローブって好きじゃないのでこれも却下。シナモンとお砂糖とハチミツだけでリンゴに味付けしましたが、ハチミツが混ざるとリンゴと和えにくくなるので、ハチミツはリンゴを乗せる前の下生地に少々塗り、リンゴを入れてからまた少しだけ回しかけました。
勝手にかなりディープディッシュのアップルパイになりそうなので、下生地と側面の火の通りが気になりながらも指示通りの温度でちょっと長めの1時間20分焼いて完成です。
焼き加減を途中で見る為に一度手前に引き出して再び戻した時に、ちょっと勢い余って棚から落ちかけてしまった時に傾いたので中身が一部流出するアクシデントはありましたが、気になっていた側面もしっかり火が通り、美味しくできました!
生リンゴをそのままパイの中で加熱するので、リンゴの果汁がたっぷり出るので、本来のパイ皿の場合は、果汁がパイの中に全て残るので、中身は申す少しドロっとした状態になると思いますが、今回は代用型だったので、型から外すと共に中から果汁が流出して、あわててお皿で受け止めると、最終的に大さじで5〜6杯のジャムのようなリンゴの煮汁が採取できました。この果汁が流出したためか、生地はクッキーのようにサクっとして歯ごたえが残り、中のリンゴのアクセントになって中々良かったです。結果的に別採取となった煮汁ジャムは育てているカスピ海ヨーグルトに入れてこちらも美味しく頂きました(^^
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ああ・・・レーズンも入れたい。アプリコットも入れたい。クランベリーも入れたい。
返信削除もはやアップルパイではないな(笑)
それにしてもおいしそうです。
ハチミツで魅力GOWARIMASHI!!
>jjj
返信削除私もレーズン好きなので,入れたいとは思うけど、我が主はスイーツに入るレーズンが好きじゃないので入れないの。でもゴハン系にはいるレーズンは好きなのんだけどね。
ハチミツは正解だったよ!少しだけだけど、リンゴの香りの中にハチミツの香りがほのかに混ざり合ってイイ感じ♪うまうまでした!!