1/28/2011

CLOVER HONEY

今日はクローバー・ハチミツです。
っといってもコミックのハチミツとクローバーじゃありませんよ〜。でも、あの漫画大人気だそうですね。日本だけじゃなく,台湾でもドラマ化されたとか。私は漫画好きですが、子供の頃に初めて本気で読んだ漫画がブラック・ジャック だったせいか、いまでもあまり少女漫画系へのクイツキは悪い体質のようです。

ところで、みなさんはハチミツって常備していますか?お砂糖や水飴と違い,独特の匂いがあるので、お料理に使用するとその分量によっては匂いが気になる場合もあるし、アレルギーや乳幼児へのボツリヌス症などの影響があるため、常備していないお宅も少なくないと思いますが、逆に頂き物などがいつまでも使い切らずに眠っているというのも多いかと・・・(^^;

我が家は毎日食べています。お豆を煮たり、お菓子を作ったりと、お料理に使うこともありますが、毎日食べるのはヨーグルトのトッピングとして食べています。少し前まではこのヨーグルトもトレジョで購入していましたが、二人で毎日食べるとこの大きさでもあっという間に終わってしまうので、最近は自家製ヨーグルトを作るようにしています。

この自家製ヨーグルトは、10年近く前に日本でブームになったカスピ海ヨーグルトです。当時は菌の販売は無く、知り合いに株としてヨーグルトを分けてもらうしか入手方法が無かったのですが、私の知り合いや実家の家族の知り合いにも持っている人は居なかったので、ネットで実費で株分けして下さる方を見つけて分けて頂きました。2002年頃でしたが、当時は大流行で、株分けされている方も株分けの運搬の為に、激安ショップから500mlのペットボトル入りの飲料を大量に購入し、中身の飲料の消費よりも株分けの需要が多過ぎて、ペットボトル確保の為に中身を廃棄して株分けに利用していたそうです。そんな大流行の最中だったので、私が株分けをお願いした当時も、通常は数週間待ちの状態でしたが、一時帰国という限られた時間のなかでの受け取りということをお話ししたところ、特例としてすぐに送っていただき、ニューヨークまで機内持ち込みで保冷剤とともに大切に持って帰ってきました。

その後は私の事情に融通を聞いてくださったご恩と、彼のヨーグルトに対する思いに賛同し、2年間程ニューヨークで株分けもしていました。(もちろん、実費のみで)もう、何人の人に株分けしたか忘れてしまいましたが、20~30人程は手渡ししたと思います。この株分けは本家さん分家の株分けの終了が決定したため、それを機に私も引退しましたが、その後も長くヨーグルトは食べ続けていました。ところが、数年後に病気で数ヶ月家を明けた際に一時中断し、しばらくはそのままになっていましたが、数ヶ月前から何となく復活!度々日本行きの為に家を空けますが,夫が作り方をマスターしたので今は私の留守中も継続中。

市販のプレーンヨーグルトにはない強い粘り気とツルっとしたのどごしと舌触りのよいヨーグルトが、牛乳でできちゃうのは良いですよ。
現在は一週間から10日で長期保存のできる粉末の種菌がココでてにはいります。興味のある方は是非お試しください。





一口にハチミツと言っても、採取する花の密によって味がそれぞれ違います。私はとりたててハチミツ通ではないので、このクローバー・ハニーの味について詳しく表現できませんが、ハチミツらしい味です(^^;濃厚とまではいかないのですが、あのハチミツの独特の香りと味がしっかりしている感じ。フタ部分が大きいので、中身が少なくなって来たら逆さにして立てても安定していますし、蓋を明けても居軽く押し出さなければハチミツが流れ出てくることはない構造なので、フタの内側にハチミツが溢れてこぼれる心配もありません。
680g入り$4.49。



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1/23/2011

Banana

このバナナ、全米のトレジョで去年一年間で最も売れた商品なんだそうです。





一本たったの19セント!この価格が日本で高いと見るか、安いと見るのかはちょっと分かりませんが、ニューヨークでは破格の値段なんです。ニューヨークには歩道の屋台で野菜やフルーツ、お土産、デザートなどが販売されています。これらはストリート・ベンダーと呼ばれ、彼らは朝早くから夜遅くまで、街中の至る所で店を構え、比較的安価な商品を販売しています。これらストリート・ベンダーの中でも、その場で調理、販売している食品ベンダーばかりを集めたコンテストもあります。このコンテストに優勝すれば翌日から大行列ができるお店になる訳ですが、優勝店でなくても行列のできるお店は幾つもありますので、街歩きで人が群がっているベンダーがあったら、その店は高確率で美味しいはず。もちろん、私達日本人の口にも合いますよ!

私が初めて体験したストリート・ベンダーは早朝からお昼前くらいまでで営業時間のベーグル屋さん。ニューヨークの風物詩と言えるこのベンダーはど個で買っても殆ど同じ物を売ってます。仕入れ先が同じなんでしょうね。でも値段は場所によって若干の違いがあると聞いたことがあります。このベーグル屋は学生時代に良くお世話になりました。たった$1で1cm程度の厚さのクリームチーズを挟んだベーグルが買えちゃうんですよ!(最近日本で売ってるベーグルって高くてビックリしました^^;)コーヒーとあわせてもたったの$2。

もう何年も朝から出かけることってないので、最近はお世話になっていませんが、ニューヨークではベーグル税というのがあり、昨年夏頃に当局が急に収税強化に乗り出し、数年分の未収税を取り立てられた店もでたころから話題になったし、最近の不景気であらゆる物の値段がどんどんと上がっているので、今はもう$1では買えないのかな・・・(住んでるのに知らなくてすみません)

で、ながくなってしまったけど、バナナの話へもどりましょう(^^
このバナナもベンダーで買うのが一番安かったと思っていたのはトレジョがバナナをこの値段で売る前の話。それまでではベンダーのバナナは5、6年程前までは4本で$1が定番。傷んで来て黒ずんでくると5本で$1になっていた。しかし、最近では3本$1の所もあるらしい。それでも、バナナってお手軽な食材なのでフルーツ・ベンダーでも人気商品なんだとか。まぁ、バナナだけ欲しいのに、いくら安くてもあの長いレジ待ちの列に並ぶより、$1出すだけですぐに買えるベンダーを選ぶ人も多いと思う。それゆえか、違うのかは不明だけど、14丁目店の入り口から目視出来る範囲にフルーツ・ベンダーは4件程見えますね。

この19セントバナナ、店頭にある時は緑色の時が多いです。買ってから黄色くなって食べごろになるまでまっていると結構時間がかかります。バナナは房で保存するりも、一本一本に分けて,皮を空気に触れないようにしておくと長く保存出来るのですが、はやく黄色になって欲しいときはわざと房のまま転がしておくのですが、それでもなかなか黄色くならないし、黒くもならず、業を煮やした夫が食した所、実は確りして甘く、その味はすっかり熟した美味しいものだったそうです。でも見た目は青いままなので、皮を剥き始める時の最初の一折りが困難。でも黄色い状態と味は変わらない(または、少しだけ甘みは薄い)ので、放置してしまって黒々となった悲惨な状態にを見ずして完食出来るので便利です。

我が家では、朝食やブランチで自家製のカスピ海ヨーグルトとバナナを敢えて食べるのが定番です。



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1/22/2011

Pizza Dough Garlic & Herb

また雪が積もっりました〜。今度は気温が低いので、凍っています(><)現在深夜ですが、−9度。明日の朝はそこら中凍ってツルツルになりそうな予感。和物系の野菜のストックが底をついたので、明日はチャイナタウンへ買い出しに行こうと思っているのに、寒いのとツルツルだと行きたくなくなります。でももう本当に何も無いからなぁ・・・。トレジョでも大根や白菜も売ってくれれば良いのに〜!

今日はピザ生地をご紹介。





たーっぷり454g(一般的なパスタと同じ重さ)入っていて$0.99!
見た目はビニールの袋に放り込んであるだけのちょっぴり乱暴な形なのはご愛嬌。売り場でも奇麗に並んでいる事はなく、テキトーに棚に放り込まれている感じですが、発酵も下準備も要らずに室温に戻すだけでいきなり使えちゃう優れものなので♪

売り場ではビニール袋にべったりと生地がくっ付いてしまっている感じですが,実際にはオイルを軽く塗った指先で簡単に奇麗に剥がすことができます。画像はガーリック&ハーブが生地に練り込まれているタイプですが、何も入っていないプレーンとその他、全部で3、4種類あったと思います(うろ覚えですいません)使い方はどの生地も同じ。冷たい状態だと生地が全く伸びてくれないので,形成できませんが、室温まだ温まると、これが信じられない程よ〜く伸びるんです。

ピザ職人よろしくかっこ良く生地を放り投げて美しい円になればいいのだけど、そういう訳にも行かないので、私は予めまな板の上にクッキングシートを敷き、その上で掌を使って長方形に生地を伸ばして行きます。初めは、持ち上げた様態で生地自身の重さを重力を利用して自然に伸ばし、てで支えられなくなった頃にシートの上に乗せて形を整えます。でも、持ち上げている時にちょっと気を許すと指先で穴があくので注意がひつようですが、難しいコツは特にありません。
広げたピザシートの上にピザソースやトマトソースを塗り、お好みの具材とチーズを乗せて、230度(ちょっと高温)で5〜6分焼けば完成です。っと袋には書かれていますが、実際には5〜6分はちょっと生地が柔らかなので、クリスピーがお好みの場合は10分程度がお勧めです。

この生地は冷凍保存もできるとお料理ファンのフォーラムで紹介されていました。(私はまだ未経験ですが)
その書込みによると・・・冷凍した生地をビニールから取り出した生地をオリーブオイルを塗ったボウルに入れ、タオルでカバーしてそのまま室温で8時間程度で解凍終了だそうです。

個人的には、ビニールにはいっている生地はクニュクニュなので、ビニールが生地に埋まっていることもあるので,買って来てそのまま冷凍したら痛い目に合うと思う!(絶対)なので、買って来たら使用する分量に小分けしてラップで包み直した方が良いと思います。
この時、予め円盤状にして冷凍するのと、ボール状で冷凍するのどちらがいいのかな・・・?円盤状にして冷凍すれば、厚みが薄い分、解凍の時短になりそうな気もするけど、パン生地の発酵などは生地を丸めて発酵させるよね?どなたか良い方法知ってたら教えて下さい!



そして、完成。





生地は1/2づつ二度に分けて使って、約30cm×20cm程度の薄生地タイプが2枚できました。残った生地は数日なら冷蔵保存できます。
今回使用したハーブ味はしっかり生地に練り込まれていますが、香りはしっかり残っているので、個人的にはさっぱり目の軽い具材がお勧めです。私はトマトソース、トマト、オニオン、チーズ、生バジルだけのものと、チーズだけを楽しみました!



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1/19/2011

Dover Sole

1月17日は「マーチン・ルーサー・キング・ジュニア・デー」でアメリカは祝日だったので、3連休でした。キング牧師の勇気と功績を称え慰霊祭などが行われているようです。「私には夢がある」という1963年にワシントンDCで行われた演説は有名ですが、夢を持つということは私達が生きていく上でとても大切なことだと思いますが、みなさん夢って持ってますか?幾つになっても夢を持っていたいですね〜。

今日はお魚コーナーからのご紹介。





Dover Soleと書かれていますが、シタビラメです。かなり大きい切り身の塊が2〜3枚ごとに真空パックされて冷凍コーナーで売られています。価格は重さごとに違うので、パッケージそれぞれで異なります。1Lb.で$4.99です。





ワイルド・キャッチとあるので養殖ではないお魚です。
今回購入したのパッケージには大きい切り身1枚と小さい切り身が2枚は言っていますが、冷凍されているので、3枚がくっ付いてしまっているので、小分けで使う時がちょっと大変です。パッケージのまま解凍したら、早々に全て調理しなければならないけど、約500gものお魚を二人だけで一気に平らげる訳にも行かないので、仕方なく、なんとか凍ったまま3枚をバラにしようと格闘するわけですが、なかなか楽には行きません(;;)冷凍のまま使う分だけカット出来きるかとチャレンジするも、出刃のような刃の確りした包丁がウチにはないので、3枚が重なっている部分はとうてい歯が立たずに断念。結局一度に全て解凍して、その日の内にすぐに食べる用と、調理状態で保存出来る形に仕上げました〜。せっかくの冷凍なので、そのまま小分けにできればもっと便利なんですけどね。定番のムニエルとフライでいただきました。ムニエルにはエブリデイ・シーズニングをたっぷり振りかけてソテーしました。うまうまぁ〜(^0^)


おおっと、シーズニングと言えば,21Seasoning Saluteがイメチェンしてますのでそのお姿をどうぞ!!




なんだか、トレジョ独特のちょっぴり売る臭い(おっと失礼)アンティークなデザインから一新、高級感を感じるラベルに加えて、円柱から角柱へシェイプも変更されています。このパッケージだと、なんだか高級スーパーに並んでいるシーズニング見たいじゃないですか?
(旧パッケージはコチラ


ニューヨークには大きなフィッシュマーケットがあるので、冷凍ではない生のお魚もスーパーなどでも手に入りますが、切り方が日本とは違ってザックり過ぎるのでちょっと引きますよ〜。鮭の切り身は半身がベロ〜んっとディスプレイされ、それを注文した大きさにブッツっと切るだけ。塩焼きにするような美しく削ぎ切りした物は売ってません。切り売りされているのは、輪切りタイプも多いです。もちろん骨付きのままバッサリ・・・・。もちろん塩鮭なんて無いです。

鮭の話で思い出しました!ニューヨークに来てお寿司屋さん(日系レストラン)へ初めて行った時、『サーモン・スキン・ロール』というのを見つけました。かなりの人気メニューで、多くの人が食べてます。文字通り、焼いた鮭皮だけを酢飯で巻いた巻き寿司です。日本ではこんなお寿司ないし、鮭の皮も切り身について来た物を食べたり食べなかったりだったので、そんな物をメインとして巻寿司のメニューになっていることに、非常に驚きました!カウンターの中で板さんが作っている様子をながめてみると、焼いた鮭から皮だけはぎ取、オーダーが入ると、ひつような分だけど切り分けて、オーブントースターで数分あぶります。皮に残っている脂がアツアツ状態の皮をそのまま酢飯でワサビと一緒に巻いて完成。最初は「マジですか?」って思っちゃいましたが、これ、香ばしくて結構イイですよ〜。お店に寄ってはちょっと生臭かったり、脂っぽかったりしますが、上手なお店のはイイ感じです♪

この食べ方を知って以来、切り身等の皮は一旦は身と共に焼いてから、皮だけ剥がしてもう一度単体で軽くあぶり直してからお塩や出し醤油で楽しむようになりました。興味画ったらお試しください。酢飯じゃなく、普通のご飯で美味しく頂けます。



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1/12/2011

MULTIGRAIN BAKING & PANCAKE MIX

 また数時間前から雪が降り始め、積もって来ているNYです。クリスマス直後に降った大雪以来、すっかり降り癖がついた感じ。さっき、たまたま全日空のサイト見たら、12日到着予定の便は雪の為に22時間遅れの出発が決定とありました。22時間の遅れじゃ、旅程一日丸つぶれってことよね。日本からニューヨークに到着する場合は時間を戻るので、日本でフライト当日に22時間も遅れるってことはホテルは前日キャンセルだからキャンセル費用発生しちゃう。これって保証されないのよね?(あんまり旅行行ったこと無いからわからん^^;)

 
 今日はパンケーキの粉をご紹介します。


まぁ、日本のホットケーキミックス(最近はお料理レシピサイト等ではHKMと表記されてますが、これに気がつくまで結構時間かかりましたw)のような物ですが、表記されているので若干の砂糖は入っているようですが、HKM(早速使ってみた)のように甘くないです。この商品はマルチグレインなので、全粒粉を初め、小麦、燕麦、玄米粉、麸などなど、いろんな穀物が含まれているので、粉の色は白ではないし、水や牛乳で溶いた後もつぶつぶが残ります。
ですので、粉を水分で溶くとダマになりやすいため、予めふるっておくと良いとされていますが、この粉をふるいにかけると、含まれているつぶつぶをふるい出してしまうことになるので、そのままお使いください。ただし、やはり、ちょっとダマができやすいので、かなりしっかり混ぜ合わせるひつようが有りるので、粘りが出てはダメな調理方には使えませんね。

使い方は水は牛乳、卵などで適度な堅さに溶いて約だけですが、アメリカで食べるパンケーキの殆どはHKMのようにふっくら膨らまず、粉の厚みだけのぺらぺらがスタイルです。
このぺらぺらに溶かしバターとメイプル・シロップ、やハチミツなどをかけて食べます。

我が家では朝ご飯で食べる時などは、この粉を溶いた中に、小さく潰したバナナを混ぜてバナナパンケーキを作ります。バナナの香りがたまりません!!酸っぱくてそのままでは食べにくいブルーベリーも軽く潰して焼きこんで、シロップで食べると美味しいです。

パッケージのはパンケーキの他に、ワッフル、ビスケット、ブルーベリー・コーヒー・ケーキのレシピも載っています。2LB入り$1.99 と価格も嬉しいです。



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1/08/2011

Pink Lady Apples(Organic)


 先日エントリーたPie Crustsでアップルパイを作ってみました。

 日本のスタンダードではなく、アメリカンスタンダード式で、生のリンゴをパイ生地に詰めて焼く方法で作りました。
これまでは、日本スタンダードである予め鍋で加熱したリンゴをパイ生地に詰めて、層になるパイ生地を使用する方法で何度も作っていましたが、アメリカンスタンダードで作るのは初めてでした。

 使用したリンゴはトレジョのオーガニックPink Lady Apples。



 2lb(約908g)入り$2.49。
トレジョだけでなく、ニューヨークのスーパーマーケットやデリ、ストリートベンダー(路上販売屋台)では一年中いろいろな種類のリンゴが販売されているので、正直なところ、あまり旬を感じることはありません。
 日本で一般的に見るリンゴよりもニューヨークでみるリンゴはどれも比較的小さめな印象ですが、このPink Ladyもかなり小振りなので、2blしか入っていませんが、9個も入っていました。



 どのリンゴも、およその直径は6〜7cmと小さめ。味は、ちょっと酸味が強く、糖度は低めな感じでしたが、リンゴらしいあのパリっとした食感はとてもしっかりとしたリンゴです。


 さて、それでは、私が参考にしたPie Crustsのパッケージに書かれていたアップルパイのレシピをご紹介します。

 Trader Joe's Gourmet Apple Pie
材料:24cmパイ皿台 1枚
   Pie Crust 1箱(二枚入り)
   Granny Smith Apple(皮を剥いてスライス)1360g
   砂糖(アメリカの標準はグラニュー糖) 1カップ
   小麦粉 大さじ3
   シナモンパウダー 小さじ1
   クローブパウダー 小さじ1/4
   塩 小さじ 1/4
   バター 大さじ2
   牛乳 大さじ2

作り方:
1 一枚のパイシートをパイ皿の内側に沿って敷き、底になる部分にフォークで穴を空けておく。

2 スライスたリンゴに砂糖、小麦粉、シナモン、クローブ、塩を良くなじませる。*砂糖は分量の1カップの中から  大さじ2だけ使わずに取置く。

3 リンゴをパイ皿に移し、その上から幾つかの塊に分けたバターを適当な間隔で数カ所に置く。

4 残ったパイ生地を上からかぶせ、パイ皿の縁からはみ出ていた生地で上の生地の縁を包み込むように閉じる。

5 ナイフでパイの表面に5、6カ所の切り込みを入れて空気の逃げ穴を作る。

6 牛乳を生地の上にまんべんなく塗り、その上に取置いてある砂糖をまぶす。


焼き方:
約220度(450°F)に温めたオーブンの一番下の段に入れて15分加熱。(アメリカのオーブンは下からガス火が出ます)
その後、一旦パイを出して、パイの縁にアルミ箔でカバーし、180度(350°F)に温度を下げ、表面がこんがりとした焼き色が着くまで約1時間焼けば完成です。



っと、こんなレシピが書かれていますが、実は今回パイ皿があると思っていたのに、見つからなかったので、代用品として直径の大きさが同じというだけですが、スポンジ用の型を使っちゃいました!焼き上がり後に取り出すための枠を緩める機能が着いているヤツです。お菓子作りってお料理と違って、ちょっとした分量や手順の違いがあってもできない物が多いので,器具や材料の代用や分量違いは慣れないと大変な結果になることもあるので、初めてのレシピでいきなりこれは荒技すぎかとも思いましたが、経験上で「多分大丈夫」と判断して続行!!





 この型は直径が24cmで深さが7cm近くあるので、パイ生地の直径サイズでは足らないので、仕方なく下生地だけかなり薄くのばしてなんとかリンゴをくるめる様にしました。買い置きがあると思っていたお砂糖も規定分量の半分くらいしかなかったので、ハチミツを代用。実は調味材料にあるクローブパウダーですが、私はあまりお菓子に入るクローブって好きじゃないのでこれも却下。シナモンとお砂糖とハチミツだけでリンゴに味付けしましたが、ハチミツが混ざるとリンゴと和えにくくなるので、ハチミツはリンゴを乗せる前の下生地に少々塗り、リンゴを入れてからまた少しだけ回しかけました。

勝手にかなりディープディッシュのアップルパイになりそうなので、下生地と側面の火の通りが気になりながらも指示通りの温度でちょっと長めの1時間20分焼いて完成です。





焼き加減を途中で見る為に一度手前に引き出して再び戻した時に、ちょっと勢い余って棚から落ちかけてしまった時に傾いたので中身が一部流出するアクシデントはありましたが、気になっていた側面もしっかり火が通り、美味しくできました!




生リンゴをそのままパイの中で加熱するので、リンゴの果汁がたっぷり出るので、本来のパイ皿の場合は、果汁がパイの中に全て残るので、中身は申す少しドロっとした状態になると思いますが、今回は代用型だったので、型から外すと共に中から果汁が流出して、あわててお皿で受け止めると、最終的に大さじで5〜6杯のジャムのようなリンゴの煮汁が採取できました。この果汁が流出したためか、生地はクッキーのようにサクっとして歯ごたえが残り、中のリンゴのアクセントになって中々良かったです。結果的に別採取となった煮汁ジャムは育てているカスピ海ヨーグルトに入れてこちらも美味しく頂きました(^^







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1/04/2011

Gourmet Pie Crusts

明けましておめでとうございます。

新年早々のんびりとしたスタートとなりましたが、今年も宜しくおねがい致します。


みなさん、お正月はどう過ごされたでしょうか?
日本の方は時代が変わってもやはりお節は欠かせないお正月料理のようでが、ニューヨークに住む日本人にもそれは同様で、日系スーパーマーケットでは、年末になるとお節やその材料販売が始ります。
我が家も数年前までは何種類かを手作りし、一応それっぽい雰囲気を作ったりもしてました。しかし、年々材料の価格が上がってきて、昨年あたりからはもう笑っちゃうくらいの価格。
そんなわけで、この数年はお雑煮と煮豆や煮しめ、松前漬け程度しか作らなくなってます。

今年も同様に地味なお正月料理でしたが、年末からなぜか焼きリンゴが食べたくてしかたなかったので、リンゴは用意していたものの、作るタイミングが無いまま年越しになりそうだったので、31日にこれを買って、年明けにアップルパイを作りました。






使用したのはPie Crusts$3.99。
トレジョには冷凍パイ生地は2種類あります。このCrustsとPastryというタイプ。私は日本のアップルパイは、パイ皿に乗った生地に、予め加熱処理されたリンゴのフィリングの上に帯状に切られた格子状のパイ生地がキラキラに照りを付けられた物を思い出します。このイメージのアップルパイに使用されている生地はPasryタイプの生地で、焼き上がると何層にも層ができるパイ生地です。

今回のCrustsタイプは層になないタイプのパイ生地で、軽いアイスボックス・クッキーのような焼き上がりになる生地で、パンプキンパイやチェリーパイ、ミートパイなどアメリカでパイと名の付く多くのパイはこの生地を使用して作ります。

中身には2枚のシートがそれぞれ四つ折りで入っています。(画像撮り忘れました)大きさは直径で訳25~6cmほどで約24cmの型で下生地と上生地一組で使えるようになっています。

今回はこの生地を使って、アメリカでは一般的な生リンゴをそのまま生地の中で焼き上げるアップルパイを作ってみようと思います。レシピは箱に記載されているレシピを採用し、若干の問題は有りましたなんとか完成しました。

その様子とレシピの詳細は次回商品とともにお知らせしましょう!



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